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質問

オピオイドの使い分けについて

呼吸器内科で働いています。
同じ肺がんの患者さんでも、オキシコンチンを飲んでいる方とMSコンチンを飲んでいる方がいますが、使い分ける意味はあるんでしょうか?
前に肺がんにはMSコンチンと聞いたことがあるので…。(理由は覚えていません、すみません)
何か効果に違いはありますか?

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回答

1件の回答

  1. below3017 2016/04/20 19:07

    まず、その二つは同じオピオイドの中でも成分が違います。
    オキシコンチンはオキシコドン、MSコンチンはモルヒネです。同じオピオイドなので大きな効果、つまり除痛であったりという部分では似ていますが、細かいところまで掘り下げていくと違う効果もあります。

    「肺がんにはMSコンチン」と聞いたことがあるとのことですが、これはMSコンチン=モルヒネにしかない呼吸困難感を和らげる作用のためと思われます。肺がんのターミナル患者さんでは、疼痛よりも呼吸困難感が強い方が多いため、これを和らげるためにはモルヒネしかないのです。この効果はオキシコドンでは得られません。
    しかし肺がんでオキシコドンを使う理由がないわけでもありません。オキシコドンは腎障害のある患者さんにも使い易いことや、神経因性疼痛にはこちらの方が効果があるという話もなくはないです。痛みの感じ方や効果の感じ方は主観的なものなので、結局のところは合う合わないの話にもなってくると思います。
    また、肺がんでも呼吸困難感の出ない人というのもいますので、こういう場合はMSコンチンでなくとも良い、ということになります。MSコンチン錠は10mgからしかありませんので、5mgから剤型のあるオキシコンチンの方が導入には使い易いということもあります。また、オキシコンチンの方が少しお安いので、患者さんの経済的負担を減らすこともできます。

    ちなみに、パッチ製剤のデュロテップパッチ・フェントステープはどちらもフェンタニルというまた別のオピオイドです。
    徐々に経口内服ができなくなっていくことを考えると、内服以外の薬剤があるオピオイドは有利です。モルヒネには座薬がありますが、オキシコドンにはありません。徐放製剤もモルヒネの方が充実しています。こういうことも考えて選んでいる先生もいると思います。

    肺がんはガンの中でも疼痛コントロールや呼吸困難感のコントロールのやりがいがある疾患だと思います。
    昨日までは大丈夫だったのに、同じ量のオピオイドでは今日は身の置き所もない、のような状況にも頻繁に遭遇します。その分看護師の観察力が問われるので、ぜひしっかり勉強してみてください。

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