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質問

持続経腸栄養中に気管吸引する場合の栄養剤の投与について

スタッフの間で、経腸栄養中に吸引をするときに投与をいったん止める人と、そのままの人どちらもいて、手順が統一できていません。栄養中に吸引するときは、止めるorそのまま、どちらが正しいのでしょうか?

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回答

2件の回答

  1. judge4950 2016/04/24 22:20

    気管吸引時には、咳嗽を生じることが多くみられます。また、咳嗽が生じた場合にタイミングよく喀痰が排出されれば、気管吸引を必要とします。咳嗽が生じるメカニズムは、
    ①刺激による気道の受容器の反応、②大きな吸気、③声門の閉鎖と呼気筋の収縮による胸腔内圧の上昇、④急激な声門の開放による爆発的な呼気の4つの相から成り立ちます。臨床上は咳嗽機能が良好であるということは、呼吸機能も比較的良い状態にあると判断できます。気道分泌物を効果的に排出するためには、速い呼気流速と大きな肺気量が必要なので、弱い咳嗽ではその喀出には有効に作用しません。
    気管挿管中は気管チューブによって声門は常に開いている状態にあるため閉鎖しません。また、自然呼吸時であっても、人工呼吸中であっても、咳嗽時に腹筋群が強く緊張することに変わりはありません。激しい咳嗽時には、嘔気・嘔吐を伴う場合が少なくありません。
    経鼻胃管留置による経腸栄養投与中は、食道括約筋の機能障害や胃の噴門部の閉鎖不全が生じるため、胃内容物の逆流や嘔吐が容易に起こります。また、持続経腸栄養投与中は、胃内に消化液と経腸栄養剤が常時存在するため、気管吸引や咳嗽を伴うと、胃内容物の逆流や嘔吐を生じる可能性が高くなります。
    胃の幽門部を超え十二指腸にチューブが留置されている場合には、解剖学的に逆流は少ないはずですが、胃の運動が低下していることが多いので、常に逆流する可能性があることを常に念頭においておかなければなりません。

  2. big9377 2016/04/25 3:24

    経腸栄養投与中の気管吸引において、栄養剤の投与をいったん止めるか否かに関するエビデンスは確立されていません。

    解剖生理学的な知見と筆者と経験上、経腸栄養投与中に気管吸引をおこな際には、いったん経腸栄養を止めて胃管を開放し、胃の内圧が解除できる状態にしたほうが安全だと考えます。

    一般的に嘔吐・誤嚥予防には、上半身を挙上し顔を横に向けておくことが必要です。しかし、気管吸引時には体位を整えられない場合もあるので、不必要な吸引をしないことや、必要以上に長い時間を掛けて吸引しないことが重要となります。そして、気管吸引後はカフ上部の吸引を必ずおこない、口腔内に逆流物がないかをよく観察します。

    気管吸引が終了しても、その直後には経腸栄養投与を再開しません。体位を整えて、咳嗽反射が続かないことや、バイタルサインが落ち着いたことを確認してから、経腸栄養投与を再開します。

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