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質問

甲状腺機能亢進症の看護について

甲状腺機能亢進症を起こしている患者さんを受け持ちます。どのような看護を行うのが基本ですか?

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回答

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  1. stamp 2015/06/10 10:57

    甲状腺ホルモンの過剰産生と分泌のために、身体組織の熱産生や交感神経過敏症をおこしている病態を言います。
    日本では、この症状をおこす原因のほとんどが自己免疫疾患のひとつであるバセドウ病です。
    ここでは、バセドウ病の看護についてご説明したいと思います。

    〈薬物療法〉
    メルカゾールやチウラジールなどの抗甲状腺薬を使用します。これらはよく使用されますので、扱いに慣れている看護師の方も多いと思います。
    下記は特徴や副作用です。患者指導に役立てて下さい。

    ・共通する副作用
    最も注意してほしい副作用は無顆粒球症です。症状は、感冒用症状で38度以上の発熱や咽頭痛があります。「ただの風邪だろう」と自己判断して我慢せずに、医師や看護師に相談するように指導して下さい。
    非常に稀な症状ですが、無顆粒球症は易感染の状態です。重症感染症をおこす危険性があります。鑑別のために血液検査を行いますので感冒様症状を訴える患者さんには十分注意して下さい。

    そして、薬疹にも注意して下さい。蕁麻疹・発疹・掻痒感などのアレルギー症状が出現します。出現頻度は10人に1人ぐらいで、緊急対応の必要はありません。
    しかし、副作用か他の薬剤や疾患によるものなのか鑑別は必要ですので、皮膚症状があらわれたら報告する必要性を説明して下さい。

    その他、肝機能障害やSLE様症状(発熱・紅斑・筋肉痛など)もありますが頻度的には少ないです。
    しかし、薬物治療は長期間かかります。患者さんがいつもと違う症状を訴える時は副作用を疑い、症状やその推移を問診し医師に報告して下さい。

    最後に、副作用は服用開始から2~3か月の間に出現しやすいです。その間、定期受診は欠かさず、そして経過報告をしてもらうことが重要で、看護師も必要事項は問診して下さい。

    ・特徴
    薬物治療は甲状腺の腫脹が小さい方や程度が軽い方、妊婦に適応されます。通院しながらの治療が可能ですので、患者さんの生活習慣や職業などの背景と個々の症状を照らし合しながら適応を見極めます。
    メルカゾールは効果が高いため、治療の第一選択肢となります。副作用が強かったり妊娠した時はチウラジールに切り替えます。
    副作用や妊娠の可能性の有無を受診時に確認してください。

    〈アイソトープ治療と手術治療〉
    薬物治療で回復が困難な方や、副作用が強い方が適応となります。それぞれメリットとデメリットがあります。納得して受けられるように説明をすることが大切です。

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