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質問

体位による血圧の変動について。

水平仰臥位からギャッジアップして頭部を挙上すると、血圧が下がるのは何となく理解できるのですが、側臥位で血圧が変動する理由がわかりません。
右(左)側臥位→左(右)側臥位にしたときにも、血圧って変動することがあるのでしょうか?

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回答

2件の回答

  1. boat5835 2016/04/26 15:01

    仰臥位の状態から無作為に仰臥位、30度頭部挙上、30度頭部挙上での左右側臥位、腹臥位へ体位変換し、それぞれのMAP、CIなどを循環動態モニターで測定した研究があります。その結果、腹臥位と頭部挙上では、仰臥位と比べて循環血液量変化の指標である一回心拍出量変化値(SVV)の値が増加みられました。

    仰臥位のときのSVVは8.1±3.5%なのに対し、30度頭部挙上では11.5±4.2%、腹臥位では12.6±5.5%へ変化しています。これは、仰臥位よりも頭部挙上や腹臥位では1回心拍出量の変化が大きく、主に右房への循環血液の韓流料が減少していることを示しています。また、MAPやCI、SVI、GEF、GEDVIの値も有意に低下がみられています。

    健常人でも、仰臥位から20度頭部挙上に体位変換することで、SVは112±18mLから65±25mLへ、COは6.4±1.3L/分から4.9±0.6L/分へ減少することが報告されていて、人工呼吸管理中だけでなく非人工呼吸患者でも同じようなことが起こっていると考えられています。
    これらの研究から、頭部挙上により右房へ流入する血液量が減少して、SVやCOが減少することで引き起こされることが、体位によって血圧が低下する理由の1つであると言われています。

  2. felt4878 2016/04/27 1:11

    頭部挙上により前負荷が減少するのは、静脈の血流が重力の影響を受けて減少するためだと考えられています。さらに、腹腔内圧の上昇による影響もあると言われています。腹腔内圧が上昇すると、下大静脈を圧迫して血圧低下を誘発するとされています。

    体位による違い、という話とは少しはずれてしまいますが、ノルアドレナリンの投与により、静脈内血液量の減少や血管の応答性の低下が起こり、それらが血圧低下を引き起こすという見方もあります。また、人工呼吸管理中の患者さんで高いPEEPがかかっていれば胸腔内圧が上昇、PCVでは気道内圧が上昇して、静脈還流が低下し血圧が低下します。
    左↔右側臥位に体位変換した途端に、患者さんの血圧が低下したという経験、ありませんか?

    解剖学的には、右側臥位では重力の影響で肺、心臓の重さが上下大静脈にかかり血管や右房を圧迫するため、右房から右室へ流入する血液減少して血圧が低下する可能性があると言われています。カテコラミン投与中や脱水傾向の患者さんでは、60°以上挙上した右側臥位で循環動態を変化させる可能性が高いため、注意が必要であると指摘されています。

    左側臥位(90°)では、また別の理由で血圧低下が生じることがあります。右肺の重量・容量は左肺に比べて大きく、また右側にある肝臓が下大静脈を圧迫しやすい位置にあります。左側臥位ではこれらの臓器圧迫が加わって、静脈潅流が低下し血圧低下を引き起こす可能性があるからです。ただし、一般的な30°左側臥位ではあまり血圧は定価しないようです。

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